小学4年時よりソフトボールを始める。中学時代ボーイズチームで野球を始め、高校は大阪桐蔭高校へ進学。１年秋からベンチ入りを果たし、２年時は二塁手として全試合に出場、最終学年は遊撃手として活躍、2008年夏の甲子園では「1番・遊撃手」として全6試合に出場し、29打数16安打（2本塁打）で攻守に渡りチームを牽引し甲子園優勝に貢献。高校通算22本塁打を記録。

2008年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに野手として入団。

入団1年目は一軍出場がなく、2年目の2010年3月に代打として1軍デビューを果たすと、適時二塁打を放ちプロ入り初安打・初打点を記録。8月にプロ入り初本塁打を放つ。

2011年に開幕スタメン入りを果たすと、10月に打率460とリーグトップの成績を残し、初の月間MVPを獲得。

2013年5月末の東京ヤクルトスワローズ戦ではサヨナラ本塁打を含む、自身初の1試合２本塁打を記録、7月に月間打率395、6本塁打で2度目の月間MVPを受賞、9月にはプロ野球最年少タイで100打点を達成し、シーズン110打点を挙げ平成生まれで初の打点王を獲得。「2013BASEBALL CHALLENGE」で日本代表に選出される。

2015年9月第1回WBSCプレミアム12の日本代表候補選手に選出。

2016年8月に月間38安打を記録し、3度目の月間MVPを受賞、二塁手として自身初のベストナインを受賞。

2017年5月に通算100本塁打、9月には通算1000安打を達成し平成生まれとして1000安打到達第1号となる。

2018年球団記録となるの127打点を記録、打率310、32本塁打とキャリアハイの数字を残し、球団に所属する日本人選手として初めて「3割・30本・100打点」を達成。シーズンオフに東北楽天ゴールデンイーグルスにＦÀ移籍。

2019年通算150本塁打を達成、シーズンキャリアハイとなる33本塁打を記録。クライマックスシリーズでは史上初の3試合連続本塁打を含む、計４本塁打の新記録を達成し、第2回WBSCプレミア12の日本代表に選出される。

2020年6月には球団新記録の1イニング５打点を記録、シーズン通して2度の1試合7打点を記録するなど活躍。120試合制の中、打率280、32本塁打、104打点で初の本塁打王を獲得。

2021年6月に歴代10位タイの年少記録で通算1500安打を達成すると、東京オリンピックの日本代表に選出され、正一塁手として金メダルを獲得。

2022年はリーグ唯一の全試合出場を達成し、リーグ2位の27本塁打、リーグ3位の86打点を残し、シーズンオフに東北楽天ゴールデンイーグルスと新たに4年契約を結んだ。

【上原浩治】日刊スポーツ「上原浩治の投球論」